H6
15:25~16:00
公式は覚えるな。手法は自分で考えよ。「採集」して「ホメ」て自分のやり方を発明しよう。
アドタイのコラム連載から今年2冊の本が生まれました。その発売を記念し、『伝説の授業採集』著者の倉成英俊さん、『コピーライター式 ホメ出しの技術』著者の澤田智洋さんによるトークセッションを行います。
日々新しい理論や手法が登場し(その多くは海外から輸入されて)、広がっていくマーケティングの世界。しかし、この世界に長く身を置いた方であれば、その“流行り廃り”が中身を変えながら、何度も繰り返されていることを知っているはず。誰かが考えたやり方をなぞっているばかりでは、そのサイクルは永遠に変わらない。だから自分ならではのやり方(勝ち筋)を発明しようと倉成さんは言います。「伝説の授業採集」はそのためのリサーチの記録。澤田さんの「ホメ出し」もまた、長年の研究から編み出した人をホメるための独自のノウハウです。自分が見つけた「公式」で仕事をすることの面白さ、やりがいを存分に語っていただきます。流行り廃りに振り回されることに少し疲れてしまったな…と感じたら、ぜひこのセッションに参加してみませんか?
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倉成 英俊 氏
1975年佐賀県生まれ。小学校の時の将来の夢は「発明家」。東京大学機械工学科卒、同大学院中退。2000年電通入社。クリエーティブ局に配属、多数の広告を企画制作。その最中に、プロダクトを自主制作し多数発表。2007年バルセロナのプロダクトデザイナーMarti Guxieのスタジオに勤務。帰国後、広告のスキルを超拡大応用し、各社新規事業部の新プロジェクト創出支援や、APEC JAPAN 2010や東京モーターショー2011、IMF/世界銀行総会2012日本開催の総合プロデュース、佐賀県有田焼創業400年事業など、さまざまなジャンルのプロジェクトをリードする。2014年より、電通社員でありながら個人活動(B面)を持つ社員56人と「電通Bチーム」を組織、社会を変えるこれまでと違うオルタナティブな方法やプロジェクトを社会に提供。2015年には、答えのないクリエーティブな教育プログラムを提供する「電通アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所」をスタート。2020年7月1日Creative Project Baseを起業。Marti Guxieにより日本人初のex-designerに認定。著書『好奇心とクリエイティビティを引き出す 伝説の授業採集』(宣伝会議)が9月6日に発売。
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澤田 智洋 氏
コピーライター。1981年生まれ。言葉とスポーツと福祉が専門。幼少期をパリ、シカゴ、ロンドンで過ごした後、17歳で帰国。2004年、広告会社入社。アミューズメントメディア総合学院、映画『ダークナイト・ライジング』、高知県などのコピーを手掛ける。2015年に誰もが楽しめる新しいスポーツを開発する「世界ゆるスポーツ協会」を設立。これまで100以上の新しいスポーツを開発し、20万人以上が体験。また、一般社団法人障害攻略課理事として、ひとりを起点に服を開発する「041 FASHION」、ボディシェアリングロボット「NIN_NIN」など、福祉領域におけるビジネスを推進。著書に『ガチガチの世界をゆるめる』(百万年書房)、『マイノリティデザイン』(ライツ社)、『わたしの言葉から世界はよくなる コピーライター式ホメ出しの技術』(宣伝会議)がある。
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