社内部活動から生まれた新規事業~これまでのイメージを覆すコクヨのブランディング戦略とは
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コクヨ株式会社
ワークプレイス事業本部 エンジニアリング本部付 エキスパート
川田 直樹 氏
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[ モデレーター ]
日本航空株式会社
デジタルCX企画部 グループ長
岡本 昂之 氏
講演内容
来年120周年を迎えるコクヨ。2021年に長期ビジョンを発表し、企業理念を創業以来初めて「be Unique.」に刷新した。文具のコクヨから「WORK&LIFE STYLE Company」へのシフトの過程で新ブランド「SAUNA BU」をローンチ。これは、2016年創部の社内部活動「コクヨサウナ部」から派生し、社員の声により立ち上がった事業横断型組織によるブランドだ。この講演ではサウナ部長の川田氏と、「JAPAN SAUNA-BU ALLIANCE」で川田氏と共同代表を務める岡本氏をモデレーターに迎え、新規事業が生まれたインフォーマルなコミュニケーションの場の重要性と歴史のある企業が時代や生き方にあわせて進化をしていくリブランディングの過程についてお話しいただきます。
講演者プロフィール
川田 直樹 氏
2005年にオフィス空間の設計や工事を手掛けるコクヨのグループ会社に入社。29歳で課長となったがマネジメントの壁にあたりサウナで解決の糸口を見つけサウナの可能性に気づく。その後コクヨ株式会社の社長室長・イノベーションセンターにて企業価値向上に携わる。本業の傍ら、他社のサウナ部も巻き込んだ団体「JAPAN SAUNA-BU ALLIANCE」を設立、共同代表も務めている。
岡本 昂之 氏
2009年新卒で日本航空に入社。Webマーケティングや新規事業開発の部門を経て、現在はデジタルCX企画部にてマイルライフ領域・デジタルマーケティング領域におけるDX推進を担う。その傍ら、社内ベンチャー制度で立ち上げた「JALサ旅事業(サウナツーリズム)」の事業統括を担いつつ、約550名が集うJALサウナ部や230社以上の企業が加盟するJAPAN SAUNA-BU ALLIANCEの代表を務める。