6月13日(木) 13:00 ~ 13:45
気候変動・エネルギーから考えるSDGs ~日本におけるエネルギー・気候変動対策~
柏木 孝夫 氏
東京工業大学
特命教授・名誉教授
講演内容
パリ協定の開始を来年に控え気候変動への対応や、エネルギーの脱炭素化、再エネ化の流れが、世界的な潮流となっています。日本においては、FIT政策に基づいた太陽光発電を中心とした再エネ導入が進んできましたが、FIT買い取り価格の低下により、新たな方向性が求められています。RE100や脱炭素を宣言する日本企業も少しずつ増えてくる中で、国際的な動向を理解しながら、日本や地域におけるエネルギー政策、企業における取り組みについて検討します。
講演者プロフィール
柏木 孝夫 氏
1946年東京生まれ。東京工業大学工学部卒業後、米国商務省NBS(現NIST)招聘研究員、東京工業大学助教授などを経て、東京農工大学工学部教授に就任。2007年から東京工業大学大学院教授に就任し、同大学ソリューション研究機構内に本格的なオープンイノベーションのプラットホームを提供するため、先進エネルギー国際研究センター(AESセンター)を立ち上げ、センター長となる。経済産業省産業構造審議会委員等、数々の公職を歴任。現在に至るまで長年、国のエネルギー政策づくりに深く関わる。エネルギー・環境システム分野において数多くの受賞歴があり、著書・論文・解説は全500編を超える。日本の環境エネルギー分野における第一人者。
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