K1
15:00~16:00
メガ損保大手2社のCMOとCDOと考える
マーケティングとDXの連携で組織がかわる!「顧客視点」のDXを実現するには?
マーケティングにおいては企業全体がプロダクトアウト発想からマーケットイン発想の顧客起点の経営の推進が求められています。一方で、顧客接点のデジタルシフトなど、企業以上のスピードで進む生活者のデジタル化に対応し、変化をしている社会の中で自社の価値を改めて再定義し、今の時代に合った価値提供の方法論を考え、実行する上ではデジタル・トランスフォーメーションの推進も欠かせません。多くの会社でマーケティング思考の全社への浸透、会社全体のデジタル・トランスフォーメーションの必要性が叫ばれていますが、それではマーケティングとDXはどのような関係性を持って組織の中で存在しているのでしょうか。
本セッションでは、マーケティングの強化とDXの推進が共に会社の注力テーマとして掲げられ、各社がその推進にしのぎを削る損保業界に着目。日本を代表する3メガ損保のそれぞれCMOとCDO、合計4名が登壇し、マーケティングとDXの連携の在り方、またその推進が会社全体にどのような影響を与えるのかを考察していきます。損保を始めとする保険業界の方はもちろん、CMOとCDOの連携の在り方に課題を抱える方。DXを推進の先に、いかに顧客にとっての価値創出につなげられるか?という課題を感じている方など、CMOの方にもCDOの方にも是非、参加いただきたい内容になっています。
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一本木 真史 氏
MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社
執行役員 グループCDO(DX推進)
三井住友海上火災保険株式会社 取締役 常務執行役員1987年、旧住友海上に入社。商品部門、営業部門等でキャリアを積み、2020年、三井住友海上 取締役 常務執行役員に就任(現職)。2021年4月よりMS&ADインシュアランスグループホールディングス 執行役員 グループCDOを兼任し、三井住友海上およびMS&ADグループ全体のDXを推進。
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木田 浩理 氏
三井住友海上火災保険株式会社
経営企画部部長 CMO CXマーケティングチーム長
NTT東日本、IBMで営業を経験したのち、百貨店やEC、通販業界にて独学でデータ分析とマーケティングを学ぶ。2018年三井住友海上入社、プリンシパルデータサイエンティストとしてRisTechを立上げる。2021年10月より現職。三井住友海上のCX・マーケティング戦略全般を担う。
共著『データ分析人材になる。目指すは「ビジネストランスレーター」』前データサイエンティスト協会理事、2022年から金融データ活用推進協会理事 -
関口 憲義 氏
損害保険ジャパン株式会社
執行役員待遇 マーケティング部 部長
長野県塩尻市役所官民連携推進課特任CMO、 筑波大学大学院客員准教授(マーケティング)。1988年、(株)電通に入社。マーケティングの実務畑を歩み、大手自動車会社、大手電機メーカー、大手通信キャリア、大手製薬会社、外資系トイレタリー会社などのマーケティング・コンサルティング、ブランディング、新規事業戦略立案に関わる。2001年、海外研修員として米国へ。2003年5月、ノースカロライナ大学チャペルヒル校、キーナン=フラグラー・ビジネス・スクール(MBA)修了。2014年11月1日付でボルボ・カー・ジャパン㈱に入社。6年強にわたりシニア・マーケティング・ディレクターを務める。2021年1月1日付で損害保険ジャパン(株)に入社、マーケティング部を立ち上げ、現職。専門はマーケティング、ブランディング、CX/DX、CSR/CSV。
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村上 明子 氏
損害保険ジャパン株式会社
執行役員 CDO(チーフデジタルオフィサー) DX推進部長
(一社)情報支援レスキュー隊 理事
京都大学防災研究所非常勤講師1999年日本アイ・ビー・エム(株)入社、同社東京基礎研究所において研究に従事。2021年に損害保険ジャパン株式会社に転職、損害保険のDXを推進している。2022年4月より同社執行役員CDOに就任。他に、ITを活用した災害からの復興や減災、リスク管理を実現する「レジリエント工学」にも関わり、2015年には一般社団法人 情報支援レスキュー隊を設立、理事に就任。2021年より京都大学防災研究所客員講師も兼任している。訳書として「情報検索の基礎(共立出版)(共訳)」「Google Hacks 第2版、第3版(オライリージャパン)(共訳)」がある。