ブランディングを強化するコーポレートフォント導入までのプロセスと、TBSでの使用範囲と効果
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鈴木 功 氏
タイププロジェクト株式会社
代表/タイプディレクター
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團野 慎太郎 氏
株式会社TBSテレビ
デザインセンター デザイナー
講演内容
ブランディングの強化に有効なコーポレートフォント。2020年に導入したTBSでは、名刺や社内外の資料、Webサイト、番組テロップなどにも使用され、フォント検討のコスト削減や、デザインに対する意識向上の効果が表れています。採用事例と実際の効果、そしてコーポレートフォントがどのようにして導入されるのか。導入期間や具体的なプラン、開発の裏話についてもお話しします。
講演者プロフィール
鈴木 功 氏
2001年タイププロジェクトを設立。2003年AXIS Fontをリリース。その後、コンデンスやコントラストの概念を導入した次世代フォントの開発にあたっている。2009年に都市フォント構想を発表し、3つの都市フォントをリリース。2022年には四季フォントプロジェクトを立ち上げ、季節ごとに新フォントを発表。また、独自のフィットフォントシステムを活用し、国内外のコーポレートフォントを数多く手がける。
團野 慎太郎 氏
1987年生まれ。福岡出身。情報系大学院卒業後、2013年 株式会社TBSテレビに入社。ニュース番組や音楽番組を中心に、CGデザイナーとしてモーショングラフィックスやグラフィックデザインを担当。2020年の自社リブランディングを機に、ロゴアニメーションやフォント開発など、自社ブランディングのデザインに従事している。