新需要創造への挑戦 『翠ジンソーダ』のマーケティング戦略
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中野 景介 氏
サントリー株式会社
RLS事業部 事業開発部 課長
講演内容
商品がコモディティ化する中で、新市場の開拓はますます重要なテーマになっています。これまで多くの製品を開発し、飲酒文化を創造してきたサントリーは、2020年3月に発売したジャパニーズジン「翠(SUI)」を発売。ハイボール、レモンサワーに続く「第3のソーダ割」として、日々の食事と合わせて楽しむ日常酒を目指している。ジンを単に発売するのではなく、文化的定着までをも想定した展開により、「翠(SUI)」を通して構築しようとするマーケットとはどのようなものなのか。ブランドを担う中野氏に、「翠」のマーケティング戦略についてお話しいただきます。
講演者プロフィール
中野 景介 氏
2003年サントリー新卒入社。 6年間全国系チェーンの本部営業を経験し、2009年から今に至るまで一貫してマーケティング・ブランド戦略立案に従事。2009年~2023年3月まで14年間、ビール事業のマーケティング部署に所属。主に「ザ・プレミアム・モルツ」のブランド戦略統括として、神泡マーケティングの立上げ等に携わる。2023年4月より、サントリージン「翠」「ROKU」のブランド戦略を担う。