富岡 広通 氏
パナソニック株式会社
CMJ本部 エンゲージメントセンター オウンドメディア推進部 CRM課 ロイヤリティマネジメント係長
福吉 敬 氏
サッポロ不動産開発株式会社
経営企画部 DX推進グループ
講演内容
ユーザー起点のデータドリブンなマーケティングを進める3社が登壇。「モノ」を越えて「コト」や「サービス」へと価値を拡大させるためには、迅速で正確に顧客を理解することや常に体験をアップデートしていくことは必須であり、この循環を支えるのはデータです。また価値観をしっかりと伝えて消費者心理に寄り添いながら、企業と顧客、あるいは企業と企業で価値観が共有された状態を築いていく必要があります。モノにデータが蓄積していくメーカーだからこそ、商品開発から顧客への価値の提供まで、データを用いることによるエコシステムを構築、進化する仕組みを設計することができます。顧客を理解するために担当者がすべきことや、これからのメーカーのデータ活用のあり方を、最前線で活躍する3名にお話いただきます。
講演者プロフィール
小川 秀樹 氏
SUBARUの部門横断でのデジタル施策、データ活用を進める中、DXの潮流に合わせ2019年DX推進組織であるデジタルイノベーション推進部の立ち上げ。事業開発と社内のデジタル革新支援を両側面から実施中。
富岡 広通 氏
学生時代に音楽・エンタメ業界にてデジタルを軸とした企画制作会社を設立、十余年事業を営む。食品メーカーのDtoC事業責任者などを経て、2012年よりパナソニックへ参画。EC事業の戦略企画、レッツノートやビューティ商品などのプロモーション戦略立案、CDPの立上げ、データドリブンマーケティング推進などに従事し、現在はCRM領域で"お客さま理解とファン化"推進をリード中。
福吉 敬 氏
1972年北九州市生まれ。多摩美術大学卒。国内酒類メーカーから外資メーカーを経て、2014年サッポロビール株式会社に入社。新商品の立上げ担当、宣伝室のデジタル担当を経て、2021年4月からはヱビスブランド内でメディアプランニングを担当。23年9月より、恵比寿ガーデンプレイスなど運営するサッポロ不動産開発にジョイン。DX推進グループで、行動分析基盤の構築や業務のデジタル化を牽引。
【E1b】コネクテッドTVは、なぜ注目されているのか?
~メディア×消費者行動データによる消費者接点の作り方~
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一枝 悟史 氏
株式会社unerry
リテール・メディア事業開発担当VP
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中川 卓也 氏
株式会社TVer
広告事業本部 第1営業部 部長
講演内容
国内テレビのネット結線率は50%超となり、テレビ・デジタルの利点を併せ持つコネクテッドTV広告が注目されています。一方、その潮流は感じながらも活用方法は模索中という方も多いのではないでしょうか?本講演は、月間800億件超の消費者行動データを保有する「unerry」と「TVer」の連携で実現する、視聴・行動・購買データを通じた消費者理解・最新コミュニケーション方法について、事例を通じて解説します。
講演者プロフィール
一枝 悟史 氏
株式会社電通でテレビを中心にマスメディアのプランニングを経験。在職中、株式会社プレゼントキャスト(現:TVer)に出向しプロダクト開発やアライアンスなどを推進。2020年10月よりunerryに参画しメディア開発やアライアンスを推進。現在、リテール・メディア事業開発を担当。
中川 卓也 氏
大学卒業後、システム会社、調査会社、インターネット広告会社を経て2015年テレビ朝日に入社。入社後よりインターネット配信事業に携わる。2020年7月よりTVerに出向し、2022年7月より現職。