[ モデレーター ]
株式会社宣伝会議
取締役 メディアデジタルコンテンツ本部 本部長
谷口 優
講演内容
数年前によく使われた「デジタル・ディスラプション」という言葉。新興のテック企業が、既存産業に破壊的なイノベーションを起こすなか、既存産業、主にはメーカーやリテール、サービスなど、非デジタル企業のDXの必要性が叫ばれるようになって久しいといえます。企業のDXには様々なフェーズがありますが、特に顧客接点を担うマーケティングのDXは企業経営にかかわる重要なテーマです。しかし、非デジタル企業はそもそもデジタル、データに精通した人材が不足しており、採用もハードルが高いこと。マーケティング部門のDXは、非デジタルの既存産業のビジネスモデル変革すら含まれる壮大なテーマであることから、実行のプロセスを描くことは決して容易ではありません。それでは、非デジタル企業のこれからのマーケティング組織や機能、人材はどのようにはぐくんでいくべきなのでしょうか。また、そこにおける組織として持つべきケイパビリティとはどのようなものなのでしょうか。2名の対談を通じて、考えていきます。
講演者プロフィール
木田 浩理 氏
NTT東日本、日本IBM、百貨店、アマゾン等で営業やデータ分析、マーケティング実務を経験し、2018年三井住友海上にデータサイエンティストとして入社、データ分析組織の立ち上げや人材育成等に従事。2021年10月マーケティング専門組織を立ち上げ、初代CMOに就任。2023年4月より現職。
一般社団法人日本エビデンスベーストマーケティング研究機構代表理事
一般社団法人金融データ活用推進協会理事
中村 俊之 氏
新卒でコニカミノルタに入社。計測機器事業の営業、販売企画、新規事業立上げを経て、企業ブランディングとグローバルのWeb統括を担当。2018年に株式会社ポーラ入社。CRM推進、EC事業管掌を経て、現在は国内事業の顧客戦略およびDX推進を担当。
公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会 理事、
デジタルマーケティング研究機構(旧 Web広告研究会)代表幹事